水泳バタフライのタイムを1分更新した事例
パーソナルトレーニングの結果
S様は16回/約4ヶ月のパーソナルトレーニングからスタートし、1年以上「水泳のパフォーマンスアップのため」にサポートさせていただいております。
1年以上パーソナルトレーニングを続ける中でバタフライのタイムが3分59秒から3分19秒まで更新することができました。
現在はバタフライのタイムを3分01秒まで縮め、平均タイム3分10秒をキープしています。
水泳競技に合わせたトレーニングメニュー
水泳、バタフライの”動き”は大きく分けると3つです。
- 腕を大きく回す(バンザイ動作)
- 水を掻く(押す)
- 蹴る
この3つの動きを「連動」させ、バタフライの動きの中で「高い筋力を発揮する」必要があります。
そのためには、基礎筋力の土台がないと動きのスピードに自分の筋力が負けてしまいます。
S様は水泳のためにフィットネスクラブに通っていたもののトレーニングは始めてでしたので、基礎筋力を上げることからスタート。
基礎筋力をあげ、下半身から上半身へ力を伝える連動性トレーニングとして取り入れている「デッドリフト」では、40kgから100kgまで筋力を伸ばすことができました。
トレーニング内容
懸垂
キャッチからプルの動きで効果を発揮する広背筋のトレーニングです。
ストローク前半の筋力を養うだけでなく、腕、肩、体幹など総合的に強化できる種目です。
デッドリフト
下半身から上半身へ力を伝える連動性を強化するトレーニングです。
同時にキック動作の股関節で押すパワー、全身の筋力も上げることができるアスリート必須種目です。
キャッチ、プル、フィニッシュ、キックといったバタフライの競技要素を分解してトレーニングメニューに落とし込みました。
1年以上トレーニングを継続していくと筋力の壁「停滞」に当たりはじめます。トレーニング初期はBIG3などの大きな筋肉のトレーニングで筋力を伸ばしていけますが、次第に伸び悩みます。
重量や回数の伸びが少なくなってきたところで、腕や肩、脚、腹筋など、自分の筋力に耐えうる四肢と体幹を強化することでさらに飛躍させていきました。
お客様の声
この度は、アンケートにご協力いただきありがとうございました。
N・S様パーソナルトレーニング詳細
回数:16回
期間:約3ヶ月
頻度:週1回~週2回
パーソナルトレーナーからのコメント
S様は長くパーソナルトレーニングをご利用いただいているお客様です。
水泳のトレーニングということで、水中での負荷や水圧の受け方、浮力までの要素を考慮しなければいけないため複雑ですが、毎回のトレーニングで必ずストーリーを意識し、動きと筋力がつながるようにメニューを考えています。
私自身が水中の動きに関して、違う分野からの知見を持っていましたので、水泳のトレーニングに対してスムーズに理解もできました。
これからも更なるタイムの更新をサポートできればと思います。